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マーリン・ブリスコ氏が76歳で死去 NFL初の黒人先発QB 歴史を変えたアスリートの1人

[ 2022年6月28日 09:01 ]

QBとして出場したブロンコス時代のマーリン・ブリスコ氏(AP)
Photo By AP

 1968年10月6日、NFLへの合併前だったAFLのブロンコスで黒人初の先発QBとなったマーリン・ブリスコ氏が27日、カリフォルニア州ロサンゼルス郊外のノーウォークの病院で肺炎のために死去。家族がAP通信に明らかにしたもので、76歳だった。

 ネブラスカ州のオマハ大でQBとして活躍したブリスコ氏は1968年のAFLドラフトで14巡目に指名されてブロンコス入り。ブロンコスは当初、178センチ、80キロとQBとしては小柄だった同氏をコーナーバック(CB)として指名していたが「QBとして試してほしい」という本人の申し出を受けてテストを実施。これに合格して同年9月29日のペイトリオッツ戦で先発QBの負傷退場に伴って途中出場を果たしていた。そして翌週となった10月6日のベンガルズ戦で先発。これが米プロフットボール界の歴史を書き換える初の黒人先発QBの誕生となった。

 このシーズンには先発5試合を含む11試合に出場して1589ヤードと14TDをパスで獲得。ランでも308ヤードと3TDを稼ぎ、AFLの新人王選考では次点となった。

 しかし翌シーズンはQBとしては起用してもらえず退団を申し出てビルズに移籍し、ここでWRに転向。ブリスコ氏はドルフィンズ時代の1973年と74年にWRとしてスーパーボウル優勝を経験した。

 ニックネームは“ザ・マジシャン”で、オマハ市内には「マーリン・ブリスコ通り」という道路があるほど。ノーウォークの病院には両脚の血行障害で入院していたと伝えられている。

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