【陸上】田中希実、1000mの75分後に異例の1500mペースメーカー 22日ホクレンDCで

[ 2022年6月21日 19:02 ]

田中希実
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 陸上で東京五輪女子1500メートル8位入賞の田中希実(豊田自動織機)が、あす22日に北海道の深川で開催されるホクレン・ディスタンスチャレンジで、普段とは異なる形で2種目に登場する。

 今大会は午後4時25分開始の1000メートルにエントリー。その後、午後5時40分に始まる1500メートルではペースメーカーを務める。レースに出場した選手が同日にペースメーカーもこなすという異例の形となった。両種目とも田中が日本記録を保持している。

 この大会は世界選手権(7月、米オレゴン州)の出場に向けたチャレンジレースとして各種目にターゲットタイムが設定されており、選手たちは参加標準記録突破やランキングを上げることなどを目指す。その中で、田中が標準記録突破などのペースを生み出すことになる。

 これまでも同日に2種目に出場することもあった田中だが、ペースメーカーも含むのは異例。自身は12日まで開催された日本選手権で1500メートルと5000メートルを制して世界選手権の代表に決定しており、2位となった800メートルでも出場権を手にする可能性がある。

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