古江 全米女子プロへ弾みのベスト64締め、パット&ショット「トータルで最後まで良かった」

[ 2022年6月21日 05:20 ]

米女子ゴルフツアー メイヤー・クラシック最終日 ( 2022年6月19日    米ミシガン州ブライズフィールドCC=6556ヤード、パー72 )

5番、ティーショットを放つ古江
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 70位から出た古江彩佳(22=富士通)は1イーグル、6バーディー、ボギーなしの64で通算10アンダーとし24位でフィニッシュ。64はこの日のベストスコアで次週の全米女子プロ選手権に弾みをつけた。野村敏京(29=フリー)は古江と同じ通算10アンダー、畑岡奈紗(23=アビームコンサルティング)は通算7アンダーで49位。ジェニファー・カップチョ(25=米国)が通算18アンダーで並んだプレーオフを制し、ツアー2勝目を挙げた。

 古江が、松山にも劣らぬ圧巻のゴルフを見せた。スコアを3つ伸ばして前半を折り返すと後半は14番以降で5つスコアを伸ばした。最終18番パー5では鮮やかなイーグル締め。ピンまで7メートルにつけた第2打は「完璧。真っすぐピンに向かってくれました」と笑いが止まらなかった。

 3日目まで70台が続いたが、この日は「(ショット、パットとも)トータルで最後まで良かった。パットも入れたい距離で全て入ってくれた」。「64」は本格参戦1年目の米ツアーで自己最高、最終日のベストスコアとなり次週の全米女子プロに弾みをつけた。

 またこの日、ニッポンハム・レディース(7月7日開幕、北海道)大会事務局は古江が出場予定と発表。今季国内ツアーは初参戦となる。

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