西村優菜と林菜乃子が7アンダーで首位 4打差10位の小祝さくらは「後半巻き返せました」

[ 2022年6月9日 18:32 ]

女子ゴルフ サントリー・レディース第1日 ( 2022年6月9日    兵庫・六甲国際GC )

<サントリーレディース第1日>16番、ティーショットを放つ林菜乃子(撮影・井垣 忠夫)
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 全米女子オープンから帰国したばかりの西村優菜(21=スターツ)が7アンダーの65で林菜乃子(25=ユピテル)とともにトップに立った。

 全米女子オープンで日本人最高の20位に入った小祝さくら(24=ニトリ)は2、3番で連続ボギーを叩いて序盤でつまずくが、その後5バーディーを奪って、69でフィニッシュし10位につけた。

 「ティーショットを曲げてしまったり、当たりが薄いボールが多かったんですけど、パットが後半良くなった感じがあり、巻き返せました」

 4番パー5では第3打がカップに直接飛び込みイーグルかと思われたが、跳ねて15メートルも転がりパーとなる残念なシーンもあった。それでも「そういう運がなかったという感じです」と淡々と振り返った。

 全米オープンに出場するため8日間で米国を往復する強硬日程で今大会に出場。時差ぼけで前夜は午後9時30分頃にベッドに入ったが、同12時頃に一度目が覚めたという。さらに「(午前)4時か(午前)5時頃に起きてまた寝て(午前)8時に起きました。でもいつも(夜中に)3、4回起きます」と気にする様子はない。

 今週はパットの握りをクロスハンドに変えた。「最近はパットがひどいので、それで変えました。去年1回やってて、それぶりです。昨日のプロアマ戦後に変えました」と明かす。クロスハンドを試すのは、昨年のNEC軽井沢72以来と言い「軽井沢のときは、はじめの5ホールくらいで終わりました」。この日は完走した。

 2日目は首位と4打差からのスタート。「(初日は)スコアが出ていますので、あしたも伸ばさないといけない。グリーンが止まってくれるので、ショットでしっかり狙ったところに打ち出せば大丈夫だと思います」と攻略のイメージを描いていた。  

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