大槻智春がホールインワン含む3イーグル!新規大会でツアー史上7人目の快挙

[ 2022年6月9日 14:33 ]

男子ゴルフツアーASO飯塚チャレンジド第1日 ( 2022年6月9日    福岡県・麻生飯塚GC=6809ヤード、パー72 )

大槻智春
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 ツアー1勝の大槻智春(32=真清創設)がホールインワンを含む3イーグル、3バーディー、2ボギーの65でホールアウト。18ホールでの3イーグルは73年のツアー制施行後では史上7人目の快挙となった。午前スタート組が初日を終え、宮里優作(41=フリー)、池村寛世(26=ディライトワークス)が9アンダーで首位、大槻は7アンダーで3位につけている。

 大槻の快進撃はインスタートの11番、184ヤードのパー3から始まった。7Iで放ったティショットはピンそば3~4メートルに着弾し、そのままカップに消えた。「手応えは良かったです。ティからは見えなかったんですが、ギャラリーの方が入ったと言ってくれて」。ツアーでは自身初のホールインワンで賞金10万円もゲットした。

 17番パー5ではピン奥6メートルのイーグルパットを沈めて2つ目。後半に入り、3つ目のイーグルは1番パー5。第2打はグリーン左へ外すも、約15メートルのアプローチを60度のウェッジで見事にチップイン。その後も2~4番まで3連続バーディーと勢いは止まらなかった。

 前週、BMW日本ツアー選手権森ビル杯では最終日に一時首位に立ちながら17番で痛恨の池ポチャ。メジャータイトルを逃した。「あいまいなイメージで打ってしまって…。ボギーでいいと思ったけどやっぱりパーを取りたいなと奥にはっきり打ちに行けなかった。決めきれなかったのが良くなかった」と反省。その悔しさを無駄にせず、今週の好発進につなげた。

 昨季もイーグル数22はツアー最多だった。ただ、その極意については「全くないです。取ろうと思っては取れないと思うので。ティショットをいい所において、セカンドもいい所につけて、それでパターが入ってくれてのイーグルなので意識はしてないです」。2日目以降のビッグスコアも予感させる大槻がまずは絶好のスタートを切った。

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2022年6月9日のニュース