【陸上】サニブラウン10秒04!!参加標準突破も「走りとしてはまだまだ」全体1位で10日決勝へ

[ 2022年6月9日 19:25 ]

陸上・日本選手権第1日 ( 2022年6月9日    ヤンマースタジアム長居 )

<陸上日本選手権第1日>男子100メートルの準決勝3組で、1位で決勝進出を決めたサニブラウン(撮影・坂田 高浩)
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 男子100メートル準決勝3組で、9秒97の前日本記録保持者、サニブラウン・ハキーム(タンブルウィードTC)は10秒04(追い風0・8メートル)をマークして1位となり、10日の決勝に駒を進めた。

 この日の予選で、今年3月にマークした10秒15を上回る今季自己ベストとなる10秒11で全体トップ。約4時間後の準決勝では、さらにギアを上げた。スタートはやや遅れたが、後半に突き抜けて今夏の世界選手権の参加標準記録(10秒05)を突破した。

 「走りとしてはまだまだ。もっともっと上げていける」と決勝では3年ぶり3度目の日本一を狙う。

 ▽男子100メートル世界選手権への道 日本選手権3位以内の成績を収めた上で同大会終了時点までに参加標準記録10秒05を突破した選手は決定。3位以内の選手が参加標準記録を満たしていない場合は、6月26日の有効期間終了までの記録突破、または、6月29日に世界陸連が公表するワールドランキングで出場資格を獲得すれば出場が決まる。日本選手権3位から漏れた選手が参加標準記録突破やワールドランキングで出場できる場合もあるが、出場可能人数の兼ね合いとなる。

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2022年6月9日のニュース