サニブラウン 3年ぶりVへ「やるだけ」

[ 2022年6月9日 04:30 ]

サニブラウン
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 サニブラウンが帰ってきた。拠点を置く米国から約1週間前に戻り、国内初戦として臨む日本選手権。調整は順調に進んでおり、会見では「後はやるだけ」と自信を口にした。世界選手権の参加標準記録(10秒05)を突破し、かつ3位以内に入れば内定を得られる中で「優勝してタイムを切って、オレゴンの切符を決められれば」と抱負を語った。

 昨年は男子200メートルで東京五輪に出場するも予選敗退。ヘルニアによる腰痛に苦しんでいたという。「体にガタがきている状態だった。痛みと戦いながら…という感じ」。腰痛から派生するように下半身の筋肉に張りが出ることもあったが、現在は完治。「心配はない」と言い切った。

 今年4月に米国の大会で追い風参考記録ながら10秒08。参加標準記録の突破へ「やるべきことをやればタイムは勝手に出る」と淡々と語る。男子100メートルは、きょう9日から予選がスタート。桐生や多田、小池らとの戦いを制し、再び存在感を示す。

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2022年6月9日のニュース