トンガ特別チーム・ラトゥ監督 中島イシレリへ期待「代表に復活してもらいたい」

[ 2022年6月9日 12:17 ]

トンガサムライフィフティーンを指揮するラトゥ・ウィリアム志南利監督

 今年1月に大規模噴火と津波に見舞われたトンガの被災者と被災地の復興支援を目的としたラグビーのチャリティーマッチ「エマージングブロッサムズ―トンガサムライフィフティーン」は、11日に秩父宮で開催される。9日には、リーグワンでプレーするトンガ出身選手を中心に編成された「トンガサムライフィフティーン」を指揮するラトゥ・ウィリアム志南利監督がオンライン取材に応じた。

 この日は先発メンバーも発表され、1番に中島イシレリ(32=神戸)、20番にはレメキ・ロマノラヴァ(33=東葛)といった19年W杯日本代表メンバーが名を連ねた。チャリティーマッチでは、日本代表予備軍となるナショナル・デベロップメント・スコッド(NDS)から編成される「エマージングブロッサムズ」と戦う。

 ラトゥ監督は「全員気合が入っているけど、代表から漏れたイシレリとかね。復帰したい気持ちがあると思うので良い機会になる。もう一回、ここで(実力を)見せて代表に復活してもらいたい」と期待した。チーム唯一の大学生で20歳のシオネ・マウ(大体大)については「楽しみな選手の一人。フッカーで育てれば日本代表になってもおかしくない」と話し、「ベテランと若手がミックスされた楽しみなメンバー」と試合を待ち望んだ。

 トンガサムライフィフティーンのメンバーは以下の通り。※○は主将。

1中島イシレリ(神戸)
2アルファネスタ・マヒナ(花園)
3シラ・プアフィシ(花園)
4タラウ・ファカタヴァ(BR東京)
5エセイ・ハアンガナ(埼玉)
6ヴィリアミ・アフ・カイポウリ(三重)
7バツベイ・シオネ(東京ベイ)○
8ナエアタ・ルイ(大阪)
9岡新之助タフォキタウ(スクラムヒューマンパワー)
10レメキ・ロマノラヴァ(東葛)
11トロケ・マイケル(宗像)
12パエア・ミフィポセチ(大阪)
13タウモエぺアウ・シリベヌシ(愛知)
14ラトゥ・クルーガー(相模原)
15ラリー・スルンガ(大阪)
16シオネ・ハラシリ(横浜)
17シオネ・マウ(大体大)
18ラタ・タンギマナ(花園)
19アシペリ・モアラ(東京ベイ)
20ツポウ・テビタ(花園)
21人羅奎太郎(花園)
22ハヴィリ・リッチー(横浜)
23トニシオ・バイフ(大阪)
24マノア・ラトゥ(埼玉)
25リエキナ・カウフシ(花園)

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