比嘉一貴が終盤の混戦を制しメジャー初Vで通算4勝目をマーク

[ 2022年6月5日 16:03 ]

男子ゴルフ BMW日本ツアー選手権森ビル杯最終日 ( 2022年6月5日    茨城・宍戸ヒルズCC西C )

<BMWツアー選手権森ビル杯・最終日>1番、ティーショットを放つ比嘉(撮影・村上 大輔)
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 終盤の混戦を制して比嘉一貴(27=フリー)が逆転で4月の関西オープン以来の今季2勝目、通算4勝目を挙げた。

 6打差の8位から出た大槻智春(32=真清創設)が前半で猛チャージを見せ、一時通算13アンダーまで伸ばして抜け出す。だが、17番で第2打を手前の池に入れダブルボギーを叩いてしまう。

 大槻の2組後の最終組で回っていた比嘉は15番で8メートルのイーグルパットを決め、通算11アンダーでトップの大槻をとらえた。

 さらに16番で岩崎亜久竜(24=フリー)が2メートルのバーディーパットを沈め3人が通算11アンダーで並ぶ混戦になった。

 大槻は65の通算11アンダーでホールアウトし、最終組の2人のホールアウトを待った。

 大詰めの18番。比嘉と岩崎はそれぞれティーショットをフェアウエーに置く。だが岩崎は第2打をグリーン手前バンカーにショート。一方の比嘉はピン横2メートルのチャンスにつける。これを沈めて67の通算12アンダーで逆転優勝した。

 比嘉はメジャー初Vで全英オープンの出場権も手にした。

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2022年6月5日のニュース