十種競技・奥田啓祐 日本選手権初V「ちょっと肩を並べられた」 中村&右代時代止めた 

[ 2022年6月5日 18:35 ]

陸上・日本選手権混成競技最終日 ( 2022年6月5日    秋田県営陸上競技場 )

 男子十種競技 奥田啓祐の走り幅跳び=秋田県営陸上競技場
Photo By 共同

 男子十種競技の2日目が行われ、奥田啓祐(第一学院高教)が7626点をマークして初優勝を飾った。

 初日に3970点を出してトップで迎えた2日目。110メートル障害から始まったこの日はコンスタントに上位のスコアを記録し、首位の座を守り抜いた。

 「勝ちきることができて良かった。(中村と右代に)およばないことが多いけど、2人と2、3年間、一緒に練習をさせてもらってきた。その背中を見てきて、ちょっと肩を並べられて良かったと思います」

 3連覇を逃した中村明彦(スズキ)は7389点で4位、日本記録保持者の右代啓祐(国士舘ク)は7368点で5位。過去12年間、中村と右代が優勝を独占してきた中で、奥田が初めて頂点に立った。

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2022年6月5日のニュース