二所ノ関部屋の広さに驚き 友風「何もかも規模が違う」充実の環境に喜び「のびのびやれてます」

[ 2022年6月5日 17:26 ]

<二所ノ関部屋部屋開き>記者の質問に答える友風(撮影・木村 揚輔)
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 大相撲の二所ノ関部屋が5日、茨城県阿見町で部屋開きを行った。二所ノ関親方(元横綱・稀勢の里)のアイデアが詰まった、これまでの常識にとらわれない新しい相撲部屋について、現役力士たちからも驚きと喜びの声が上がった。

 元幕内で部屋頭の幕下・友風(27)は「環境が良くて若い衆ものびのびやれてますね。力士第一で考えられている」と充実の環境に感謝した。屋外に設置されたバスケットボールのコートを使ってリフレッシュもできていると言い「みんなで一日中バスケやってます」と笑った。大きな風呂場を「銭湯ですね」と表現。「何もかも規模が違う」と全体で1800坪ある広さに驚きを隠せない様子だった。

 茨城・東洋大牛久高出身の序二段・花房(19)は「あまり遊ぶところもないので稽古に集中できる」と気を引き締めた。新しい部屋については「とりあえず大きい。あと冷房の利きが良い」と頬を緩めた。出身は東京都調布市だが、高校1年時には茨城国体で地元の声援を受けて団体戦5位入賞した経験があり「第二の故郷」としての思いも強い。「茨城の人に応援してもらえるように頑張りたい」と、慣れ親しんだ地で上を目指すよう力を込めた。

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2022年6月5日のニュース