柔道・大野将平「活力になる映画」河瀬総監督の東京五輪記録映画をPR

[ 2022年6月5日 20:13 ]

東京五輪の記録映画の総監督を務めた河瀬直美氏(左)と対談した大野将平
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 3日に公開された東京五輪記録映画「東京2020オリンピック SIDE:A」で総監督を務めた河瀬直美氏と柔道男子73キロ級金メダリストの大野将平(旭化成)が5日、東京都内で公開記念の記者会見に出席。河瀬氏は「この映画を、この時代に誕生させることができてうれしい。(IOC本部のある)ローザンヌで未来永劫、残る作品になれた」と述べた。

 映画の中では競技やインタビューシーンで何度も登場する大野は、「スクリーンに映っているのは間違いなく自分のはずだが、まるで自分ではないかのように見ていた」と映画の“主人公”になった自分自身がどこか恥ずかしげ。それでも「(鑑賞する人)それぞれの人生の金メダルを目指す活力になる映画なので、ぜひご覧になってほしい」と呼びかけた。

 五輪本番前には大野の稽古やトレーニングを密着取材した河瀬氏は、「最初にお会いした時は、めちゃくちゃ怖かった」と証言。この日はリラックスモードの大野も、まさかの告白に「(今日は)柔道家オーラを消している。さすがにこういう場なので」と苦笑いを浮かべていた。

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2022年6月5日のニュース