15歳の成田が初タイトル 女子200背泳ぎ、自己ベスト2秒近く更新

[ 2022年5月2日 05:30 ]

競泳 日本選手権最終日 ( 2022年5月1日    横浜国際グループ )

女子背泳ぎ200メートル決勝、優勝し笑顔の成田実生(撮影・小海途 良幹)
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 女子200メートル背泳ぎで、高校1年の成田実生(みお、15=金町SC)が初タイトルを手にした。予選を自己ベストに並ぶ2分12秒41で泳いで3位通過すると、決勝では自己ベストを2秒近く更新。後半にギアを上げるプラン通りの泳ぎで頂点に立ち「まさか優勝できるとは思わなかった。“やったー”という感じです」と笑った。

 3月の日本代表合宿中に全体練習後に1人居残りトレーニングをこなした努力家。今大会は本命種目の個人メドレーは200メートルが自己ベストを0秒72更新して2位、400メートルは3位だった。得意泳法の背泳ぎでの優勝は国内に世界トップで戦える選手がいない側面もあり、派遣標準記録には届いていない。それでも「背泳ぎも上を目指せる感じになってきたので頑張りたい」と意欲を見せた。

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2022年5月2日のニュース