照ノ富士 「不知火型」披露 伊勢神宮で奉納土俵入り

[ 2022年4月4日 05:30 ]

伊勢神宮で奉納土俵入りを披露する横綱照ノ富士(中央)
Photo By 共同

 大相撲の横綱・照ノ富士が3日、三重県伊勢市の伊勢神宮で奉納土俵入りを行った。右かかと、左膝の負傷で3月の春場所途中休場から約2週間だが、約1000人の参拝客が見守る前で堂々と不知火型を披露した。

 伊勢神宮での土俵入りは春場所後の恒例行事だったが、新型コロナウイルスの感染が広がった20年から中止。今回が3年ぶりの実施だった。照ノ富士は両膝に分厚いサポーターを施し、伊勢神宮では横綱昇進後初の土俵入りに臨んだ。

 休場の際に日本相撲協会へ「約1カ月の加療を要する見込み」との診断書を提出した一人横綱。見物客からの呼びかけに左手を振って応じる場面もあった。報道陣から感想を問われると「良かったです」と述べ、患部の状態については「大丈夫です」と短く答えた。

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2022年4月4日のニュース