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河本結の弟・力 2差7位デビュー、大型ルーキーが国内開幕戦いきなりV圏

[ 2022年4月1日 05:30 ]

男子ゴルフツアー 東建ホームメイト・カップ第1日 ( 2022年3月31日    三重県 東建多度CC名古屋=7062ヤード、パー71 )

<東建ホームメイトC第1日>10番、セカンドショットを放つ河本力(撮影・井垣 忠夫)
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 今季国内ツアーが開幕した。この試合がプロデビュー戦の河本力(22=フリー)が4バーディー、ボギーなしの67で回り、首位に2打差の4アンダー、7位と快調なスタートを切った。5カ月ぶりのツアー復帰戦となる石川遼(30=CASIO)は首位と5打差の1アンダー、35位。杉山知靖(28=中央日本土地建物グループ)と上井邦裕(39=三好CC)が6アンダーで首位に立っている。

 キャリーで310ヤードを超えていく世界基準の飛距離が最大の魅力だ。1メートル83、86キロ。日本ゴルフ界待望の大型新人・河本がイケイケのアマチュア時代と違う大人のゴルフで首位とは2打差の好位置につけた。

 「(ゴルフが)お仕事になったので生きていくため稼がないと。なのでリスクマネジメントを心がけました」

 第1打を左の木にぶつけた4番パー5の第2打はピンまで200ヤード。以前なら迷わず6Iで2オンを狙っていたが、はやる気持ちを抑えて48度のウエッジを選択。右の池につかまるリスクを消して最低でもパーという大人のゴルフを展開し、続く5番からの3連続バーディーへつなげた。

 河本がそのスケール感を落としてでも大人のゴルフにこだわるきっかけとなったのは昨年のパナソニック・オープン。日体大の1年後輩・中島啓太と同じ首位に1打差の4位で最終日を迎えながら無理な攻めを繰り返し、78を叩いて20位に終わった。一方、同組だった中島は史上5人目のアマチュアVを飾り、時の人に。来週には河本の憧れでもあるマスターズに出場する。激励のメッセージは送ったが、いつかは自分もとの思いはさらに強くなった。

 今オフは姉・結、松山英樹のコーチでもある目澤秀憲氏と沖縄、宮崎で合宿。宮崎ではパッティング専門の橋本真和コーチも合流してグリーン上も強化。課題のこの分野でもやれる手応えをつかんだ。今大会は主催者推薦で出場しており、今季は下部ツアーが主戦場。そこで3勝することで得るレギュラーツアーの出場権が第一目標だが、その前に訪れたビッグチャンス。大人のゴルフで日本人3人目のプロデビュー戦Vを狙う。

 《3人目快挙なるか》日本人によるプロデビュー戦優勝は過去に2人。重信秀人が79年中四国オープン、渋谷稔也が84年九州オープンで成し遂げている。松山英樹はプロデビュー2試合目の13年つるやオープンで優勝を飾っているが、11年三井住友VISA太平洋マスターズで既にアマチュア優勝を飾っており、これがツアー2勝目だった。プロのレギュラーツアー初出場初優勝は重信、渋谷のほか、07年マンシングウェアKSBカップをアマチュアで制した石川遼がいる。

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