宮原知子が引退会見「たくさん応援してくださったこと本当に本当に感謝」

＜宮原知子引退会見＞宇野昌磨の言葉に感極まる宮原知子（撮影・小海途　良幹）
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　フィギュアスケート女子で18年平昌五輪4位の宮原知子（木下グループ）が1日、引退会見を行った。冒頭のあいさつでは「4歳から始めて、ただただ無心に滑ってきた。気づけば、本格的にスケートしていた」と振り返り「楽しく滑る時期も、だんだんと修行のように自分を追い詰めた時期もあったかもしれない。自分のスケートを試合で見せることが最大の目標で、絶大な達成感をもたらせてくれた」と語った。

　「シニアに入ってから最後の2年はカナダに行き、新しい世界を見ることができた。充実した練習ができていた」とも話し「最後のシーズンはこれでダメなら辞めようという気持ちで自分と向き合って、毎日毎日、自分のできることを練習した。最後まで充実したスケート人生を送れた」と強調した。

　「こんな私をこんなに支えてくださって、たくさん応援してくださったこと、本当に本当に感謝しています。新しい世界を切り開いていけるように頑張っていきたい」と実感を込めた。