女王・稲見萌寧 自身初の大会連覇へ「大会を盛り上げるのに貢献できたらいいな」

[ 2022年3月10日 17:45 ]

<明治安田生命・プロアマ>昨年の覇者・稲見萌寧は、早朝からレンジで調整する(撮影・井垣 忠夫)
Photo By スポニチ

 女子ゴルフの今季国内ツアー第2戦、明治安田生命レディース(賞金総額8000万円、優勝賞金1440万円)は11日から3日間、高知県香南市の土佐CC(6228ヤード、パー72)で行われる。

 昨季の賞金女王・稲見萌寧(22=Rakuten)は自身初の大会連覇に挑む。

 年間8勝を挙げた昨年の快進撃は永井花奈(24=デンソー)との3ホールに及ぶプレーオフを制した昨年のこの大会からスタートした。

 「今週はショットの調子が良くなくて。ちょっと微妙なんですけど。ずっと立ってたりすると詰まる感じがあって…」

 昨季の終盤戦に痛めた腰に不安を抱えていることもあり、練習中もスイング動画を確認しながらの微調整が続いているが、こうした“ぼやき”も完璧主義者の稲見ならでは。昨季も大会前にはネガティブな発言を繰り返しながら本番ではきっちり修正して勝ち星を重ねてきた。

 先週のダイキン・オーキッド・レディースは10位。まずまずのスタートを切った。開幕戦の舞台となった沖縄との気温差、芝質の違いなどはプロアマ戦などでインプット。「コースは苦手ですけど去年勝てたので。とりあえず予選を通って大会を盛り上げるのに貢献できたらいいなと思います」と気負うことなく大会初日を迎える。

続きを表示

2022年3月10日のニュース