「Z」マーク着用のロシア体操選手「もう一度チャンスあれば全く同じことする」

[ 2022年3月10日 05:30 ]

「Z」マークをユニホームにつけて5日の体操種目別W杯に出場したロシアのイワン・クリアク(ユーチューブ映像より)
Photo By 共同

 体操の種目別W杯(ドーハ)男子平行棒で3位に入り、ユニホームに「Z」マークをつけて表彰台に立ったイワン・クリアク(20=ロシア)が8日、ロシア国営テレビで「もう一度チャンスがあれば全く同じことをする」と語った。ロシア軍の戦車にも描かれている「Z」をウクライナ侵攻支持の印として身につけるロシア人もいるが、クリアクは「自分の立場を示しただけ」と語った。国際体操連盟は懲戒手続きに入る方針を示している。

 一方、F1のハースを解雇されたロシア人ドライバーのニキータ・マゼピン(23)は9日に会見し、国際大会から除外されるなど活動の場を失ったアスリートを支援する財団の設立を発表した。父ドミトリー氏が所有し、ハースとのスポンサー契約を打ち切られたロシア企業ウラルカリの資金を充てるという。

続きを表示

2022年3月10日のニュース