西郷真央 ジャンボ師匠と“約束”優勝報告で「良かったなあ。2勝目も頼むぞ」さあ2週連続V

[ 2022年3月10日 17:04 ]

<明治安田生命・プロアマ>9番、アマのバーディーに拍手する西郷真央(撮影・井垣 忠夫)
Photo By スポニチ

 女子ゴルフの今季国内ツアー第2戦、明治安田生命レディース(賞金総額8000万円、優勝賞金1440万円)は11日から3日間、高知県香南市の土佐CC(6228ヤード、パー72)で行われる。先週の今季開幕戦、ダイキン・オーキッド・レディースで念願のツアー初優勝を飾った西郷真央(20=島津製作所)は10日、プロアマ戦に出場して最終調整を終えた。

 「まずはしっかり予選通過できるように気を引き締めてプレーしてまた、週末に向けて調子を上げていけたらいいかなと思います」

 今大会初出場だった昨年は土佐CC名物の強風にも苦しみ、予選落ちしたが、昨年のこの大会を制した稲見萌寧(22=Rakuten)もその前回2019年大会(2020年大会はコロナ禍により中止)は予選落ち。この1年の成長力と今の勢いは西郷も決して引けを取らない。

 師匠の“レジェンド”尾崎将司(75)には初優勝を決めた6日の夜に同じ尾崎将門下の先輩プロを通じて電話で連絡を取った。

 「優勝することができました」

 「良かったなあ。2勝目も頼むぞ」

 というのがこの時の師弟の会話。

 「初めてジャンボさんに電話をしたので涙というより緊張してしまって」

 初優勝の瞬間同様、涙はなかったという。

 今季からレギュラーツアーで優勝を飾ると、エポック社から期間限定で日本女子プロゴルフ協会オフィシャル・トレーディング・カード(1枚500円)が発売される。その第1号となった西郷のカードは3月8日午後4時から11日午後4時まで72時間、売り出される。

 西郷は11日の初日、ツアー史上4人目となる初優勝からの連勝を目指して同じ尾崎将門下の姉弟子、原英莉花(23=NIPPON EXPRESS ホールディングス)、吉田優利(21=エプソン)と同組でスタートする。

続きを表示

2022年3月10日のニュース