国際水泳連盟が新規定 ロシア、ベラルーシ選手ら大会から除外可能に

[ 2022年3月10日 05:30 ]

 国際水泳連盟(FINA)は8日、ロシアとベラルーシの選手と役員を状況に応じて国際大会から除外できる新規定を設けたと発表した。「中立」の立場での参加は引き続き認めるが、「選手の安全を脅かし運営に危機をもたらす場合」は参加させない。北京パラリンピックは各国からの対戦拒否やボイコットの意向を受け、一度は参加を認めた両国の除外に踏み切った。

 また、イタリア水連はウクライナから避難してきたアーティスティックスイミングのチームを受け入れることを表明した。選手は東京五輪銅メダリストのマリナ・アレクシーワら10人で、ロシアの侵攻後にハンガリーへ脱出し、連盟提供のバスで8日にローマへ到着。当面は8月の欧州選手権へ向け、ローマ近郊の施設で練習を続けるという。

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2022年3月10日のニュース