コロナ感染の平野早矢香さん 療養終了で仕事復帰「やはり風邪やインフルエンザとは違う」

[ 2022年3月10日 11:35 ]

平野早矢香さん
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 新型コロナウイルスに感染し、療養を続けていた12年ロンドン五輪卓球女子団体銀メダリストの平野早矢香さん(36)が9日、自身のインスタグラムを更新し、仕事復帰を報告した。

 平野さんは「皆さまたくさんのメッセージありがとうございました」「抗原検査で2度陰性となり、無事に仕事復帰しました」と仕事復帰を報告。「今回自宅療養中多くの方にサポートをしていただき、何とか10日間乗り切ることができました」と療養中のサポートに感謝した。

 夫が先に感染し、その後、自身も陽性となった平野さんは「夫と2人正直どこから感染したか感染経路も分からず、感染者の数も多いことから今はどこで自分が感染してしまうか分からないようなそんな状況だと感じています」と記し、ワクチンは2人とも2回接種済みであることも明かした。

 症状については「実際感染して感じたことは、症状としてやはり風邪やインフルエンザとは違うように感じました」と説明。「私も夫も感染後4・5日は高熱が続き、1日の中でも熱が上がったり下がったりしました。解熱剤は熱が高い間は飲み続けましたが、熱が下がり切るには4・5日かかった感じです。他の症状としましては、今までに経験したことのない強い喉の痛み、頭痛、節々の痛み、咳、お腹を下してしまった期間もありました。何年も前に咳喘息を患っていたことがあり、熱が下がってからは咳喘息の症状がでてしまい、今でも吸入の薬を使用しています」とした。

 さらに「私自身の経験としましては、少しでも発熱した時はできるだけ早くPCR検査を受けに行くほうがいいと思います」とも。「陽性となった場合、自宅療養が難しい方はホテル療養も手配できます」「自宅療養で周りのサポートを受けるのが難しい環境の方は、自宅療養用の食料支援やパルスオキシメーターの貸し出しのサポートを受けられる可能性があります。また私も2度ほどお世話になりましたが、往診やオンライン診療を受けられるファストドクターなどのサービスもあります。お薬を配達で自宅に届けていただけるサービスもあり、本当に助かりました」と記し、「できるだけ自分1人で抱え込まず、周りの方に頼ってください!」「色々なサポートがありますので、メンタル的なケアも含めて、みなさんお身体を大切にお過ごしください」などと呼びかけた。

 「今回多くのサポートのおかげで回復することができ心から感謝の気持ちでいっぱいです」と感謝。「早くコロナが終息することを願いながら、これからもいただいたお仕事を一つ一つ丁寧に精一杯頑張りたいと思います!!!」とつづった。

 平野さんは今月2日、「2月24日に新型コロナウイルス陽性となり今は自宅療養中です」とインスタグラムで発表。「夫が発熱し病院でPCR検査を受けたところ陽性、濃厚接触者となりすぐにPCR検査をしてもらえるところを探し検査をし私も陽性という結果になりました」と陽性となった経緯を明かしていた。

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2022年3月10日のニュース