畑岡奈紗が後半に足踏み11位 前半3連続バーディー10アンダーも悔しさ

[ 2022年3月7日 05:30 ]

米女子ゴルフツアー HSBC女子世界選手権最終日 ( 2022年3月6日    シンガポール セントーサGC=6749ヤード、パー72 )

通算10アンダーの11位で終えた畑岡(AP)
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 10位から出た畑岡奈紗(23=アビームコンサルティング)は5バーディー、1ボギーの68で回り、通算10アンダーの11位で終えた。今年初戦だった渋野日向子(23=サントリー)は68で通算1アンダーの47位。世界ランキング1位の高真栄(コジニョン)(26=韓国)が2位から66と伸ばし通算17アンダーとして逆転優勝。ツアー通算13勝を手にした。

 最終18番をバーディーで締めた畑岡だが、その顔には悔しさがにじんだ。前半で4つスコアを伸ばしながらも後半に停滞。今季自己ベストの順位にも、世界ランク9位の23歳は「後半はショットのミスが出た。もう少し伸ばして終わりたかった」と振り返った。
 6打差を追った最終日。「自分次第では追いつける」と意気込んでスタートした。5メートルを沈めた2番を皮切りに3連続バーディーを奪取。しかし、折り返し直後の10番パー4で2打目でグリーンを捉えられずにボギー。その後もショットでチャンスをつくれず、足踏みが続いた。ターゲットにした2桁アンダーパーはクリアしたが、上位勢がスコアを伸ばす中、優勝争いに加わることができなかった。

 現在のショットの状態は「3、4割くらい」だと言いウエッジやショートアイアンでの距離感を課題に挙げる。今季の目標はメジャー初制覇と年間3勝。日本のエースは「4日間伸ばしていかないと勝てない。うまく修正できたら」と、次戦のホンダLPGA(10日開幕、タイ)を見据えた。

 ▼13位・上田桃子 このコースを攻略したいと思った。練習していたことが出せたのは気持ち良かった。(1イーグル、7バーディー、1ボギーの64。次戦は18日開幕の日本ツアーを予定)

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2022年3月7日のニュース