ウィザーズが10点差で勝利 ポルジンギスが新天地初戦で25得点 八村は10試合連続3P成功

[ 2022年3月7日 10:29 ]

移籍後、初出場を果たしたウィザーズのポルジンギス(AP)
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 NBA東地区全体11位のウィザーズは6日、地元ワシントンDCで13位のペイサーズと対戦し、133―123(前半57―61)で競り勝って29勝34敗。このカードは今季2勝2敗で、プレーオフ出場に可能性を残す下限となっている東地区全体10位のホークス(31勝32敗)とは2ゲーム差となった。

 この試合ではマーベリクスからトレードで移籍してきた221センチのクリスタプス・ポルジンギス(26)がウィザーズで新天地デビュー。右膝を痛めていたこともあってこれが1月29日以来の実戦となったが、21分のプレータイムでアリウープ2本を含めてフィールドゴール(FG)を12本中7本(うち3点シュートは4本中3本)、フリースローを10本中8本決めてチーム最多の25得点を稼ぎ、5リバウンド、2ブロックショットも記録した。

 ラトビア出身のポルジンギスは今季マーべクスで34試合に出場し、平均19・2得点、7・7リバウンド。ニックス時代を含めて3点シュートの通算成功率は35・3%だが、NBA6シーズン目の今季は自己ワーストの28・3%と精度を欠いていた。

 八村は19―15で迎えた第1Qの8分7秒からコートに登場したがこのクオーターでのシュート機会はなし。第2Qに入って2本の3点シュートを放ったがいずれも入らなかった。第3Qに唯一放ったペイント内でのキャッチ&シュートも失敗。しかし第4Q3分20秒、トマシュ・サトランスキー(30)のパスを受けて左コーナーから3点シュートを決め、3点シュートの連続成功記録を10試合に更新した。

 八村は結局、16分出場してFG成功は5本中1本のみ。3得点は今季自身最少タイで出場時間帯のチームスコアはマイナス10だった。3点シュートの成功は今季54本中28本。昨季32・8%だった成功率は前日の54・0%からは下がったものの、それでも51・9%とまだ50%台をキープしている。

 カイル・クーズマ(26)は23得点と8アシストをマーク。チームの3点シュートは42本中17本の成功で、成功率(40・5%)は7試合連続で40%を突破した。

 ペイサーズは22勝44敗。先発ガードのマルコム・ブログドン(29)が27得点、ベンチから出たセンターのゴーガ・ビターゼ(22)がFGを7本すべて成功させて自己最多の20得点をマークし、第2Q途中で一時11点をリードしたものの後半で振り切られた。

 <八村の全オフェンス>
 ▼第1Q(出場3分53秒=シュート機会なし)
 ▼第2Q(出場5分57秒=無得点)
(1)3分18秒・右サイドから3点シュートを放つもエアボール=×
(2)4分3秒・右サイドからワンフェイクを入れて3点シュート=×
 ▼第3Q(出場1分42秒=無得点)
(3)10分32秒・ペイント内でキャッチ&シュート=×
 ▼第4Q(出場4分14秒=3得点)
(4)53秒・右サイドから3点シュート=×
(5)3分20秒・左コーナーから3点シュート=〇(アシスト・サトランスキー)

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