国際柔道連盟がプーチン大統領を名誉会長など全役職から解任

[ 2022年3月7日 08:50 ]

 国際柔道連盟(IJF)は6日(日本時間7日未明)、同連盟の名誉会長とアンバサダー(親善大使)を務めていたロシアのプーチン大統領を、全役職から解任すると発表した。IJFはロシアのウクライナ侵攻を受け、先月27日に役職停止の処分を発表。情勢が一段と悪化する中、最も厳しい処分を下す形となった。

 IJFはロシア・カザンで開かれる予定だったワールドツアー(国際大会)のグランドスラム(GS)を中止すると発表。一方で6日時点でロシア選手の主催大会への参加については、同国の国旗や国歌を使用しないことを条件に参加を認めている。

 IJFの理事会メンバーで「オリガルヒ」と呼ばれるロシア富豪のアルカディ・ローテンベルク氏の資格も取り消され、事実上の追放処分と言えそうだ。

 プーチン大統領に関しては欧州柔道連盟(EJU)も2月28日に名誉会長の資格を取り消すと発表していた。

続きを表示

2022年3月7日のニュース