沙羅　笑顔戻った！謝罪投稿以来のインスタ更新「最後まで飛び続けたい」五輪後の思いつづる

今季2勝目を挙げた、高梨沙羅（ロイター）

　ノルディックスキーW杯ジャンプ女子個人第14戦で、北京五輪以来の復帰戦に臨み、見事優勝を飾った高梨沙羅（25＝クラレ）が3日、自身のインスタグラムを更新、笑顔の写真と共に「最後まで飛び続けたいと思います」と決意をつづった。

　高梨は同五輪の混合団体では1回目にスーツ規定違反で失格処分を受けて一時は進退を検討していたが、復帰戦で通算62勝目をマーク。「久しぶりに飛んで、純粋にジャンプが楽しかった」と話していた。

　北京五輪出場、真っ黒な画像とともに謝罪した8日以来のインスタグラム更新。高梨は「オリンピック後は、またこの場に立つことを想像できなかったけれど沢山の方々に支えて頂き戻ってくることができました。心の整理もつけきれず、試合に出場することも試合当日の朝まで決めかねていましたが、それでも進み続けないといけない時があると思うことができ、私自身ここに立つまでに沢山の人たちのメッセージに励まされ、支えられました」とつづり、「だから今度は飛ぶことで少しでも応援して下さる皆さまへ何かを与えられることができるなら最後まで飛び続けたいと思います」と締めくくった。