国際パラリンピック委員会 ロシア勢“追放”を決定!参加許可から一夜で撤回、ネット上では賛成多数

[ 2022年3月3日 17:20 ]

会見する国際パラリンピック委員会(IPC)のパーソンズ会長(ロイター)

 国際パラリンピック委員会(IPC)は3日、ロシアとベラルーシの選手団に対して北京冬季パラリンピックへの参加を認めない決定を下したと発表。「中立」の立場で出場を容認した2日の決定を覆したことに、ネット上では「正しい判断」「これで良いと思います」など賛成する意見がほどんどだった。

 IPCは2日、ロシアとベラルーシの選手に対し、国名などを使用しない「中立選手」として4日開幕の北京パラリンピックへ個人資格で参加を認めると発表。“事実上の制裁なし”とした決定にネット上では批判が殺到。大会からの除外を求めていた米国やカナダ、ドイツなど各国・地域は、この決定に反発していた。

 するとIPCは開幕前日となるこの日、一転してロシアとベラルーシの選手団の大会参加を認めないと発表。IPCのパーソンズ会長は「私たちが決定を再考しなければ、パラリンピック大会の運営に重大な結果をもたらす可能性が高いと判断した」とコメントした。

 この決定にネット上では「当然、妥当な判断です」「正しい結論だと思います」「この決定は正しいと思いますが、一度でも大会に参加できると思った選手たちはどんな心境だろうか」「最終的な判断・対応としては評価できる」「選手にとっては気の毒かもしれないけど、これでよかったのでは」「わかりやすくて良いんじゃない。もともと“中立許可”とか言われてもどういう扱いなのか客観的に分かりにくかった」と圧倒的に賛成派の意見が多数。反対する意見ももちろんあったが、ごく一部だった。

続きを表示

2022年3月3日のニュース