フィギュア小松原美里「無になった」悔しさから4年後へ「自分史上最高の演技ができるように」

[ 2022年3月1日 18:41 ]

<北京五輪・フィギュア団体戦>アイスダンス・フリー、演技をする小松原美里、小松原尊組(撮影・小海途 良幹)
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 フィギュアスケートのアイスダンスで北京五輪に出場した小松原美里(倉敷FSC)が1日、報道陣のオンライン取材に応じた。

 日本国籍を取得した尊とともに挑んだ初めての大舞台は、団体戦でメダルを獲得しながらも、個人戦ではリズムダンスで22位にとどまりフリーダンス(FD)に進めず。2人して「一回、無になった」と言うように、絶望的な悔しさを味わった。

 「最高のうれしさと、最高の悔しさを同時に味わえる舞台でした。(個人戦のFDを見に行った時に)自分たちはスケート靴を持っていかなくていいんだ、というのが辛かったです」

 思うような結果を残せなかったとはいえ、既に26年ミラノ・コルティナダンペッツォ五輪を見据えている。

 「たぶん、そこで引退と感じているんですが、1年1年、自己ベスト更新はもちろんのこと、そこで自分史上最高の演技ができるように。そこに向けて日々、頑張ることが目標です」

 さまざまな感情を胸にした初の五輪。この経験を糧に、2人して4年後を目指す。

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2022年3月1日のニュース