ラプターズが今季最大点差でネッツに快勝 渡辺は13分で7得点 豪快なダンクも披露

[ 2022年3月1日 12:04 ]

28得点をマークしたラプターズの新人バーンズ(AP)
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 NBA東地区全体7位のラプターズは敵地ブルックリン(ニューヨーク州)で同8位のネッツを133―97(前半71―48)で退けて33勝27敗。球宴に出場したフレッド・バンブリート(28)は膝を痛めて欠場したが、36点差の勝利は今季最大で3試合ぶりに白星を挙げた。

 今季の新人王候補にもなっているスコッティー・バーンズ(20)がフィールドゴール(FG)を14本中11本成功させてチーム最多の28得点と16リバウンドをマーク。前半では10本すべてを成功させており、新人として10本以上のFGを前半で一度も失敗しなかったのは2009年のデリック・ローズ(当時ブルズ)以来の出来事となった。

 渡辺雄太(27)は第2Q2分50秒にコートに登場。その1分45秒後には正面からインサイドにカットしてバーンズからのパスを受け、ゴール下でシュートを決めて初得点を挙げた。第4Qの5分34秒にはネッツの新人フォワード、ケスラー・エドワーズ(21=201センチ)のマークをものともせず両手でダンクを成功。速攻を締めくくった力感あふれるプレーは、ベンチにいたチームメートを驚かせた。そのあとこの日放った2本目の3点シュートを成功。結局この日は13分出場して7得点、4リバウンド、1アシストをマークし、今季14回目のブロックショットも記録した。

 またウクライナ出身で母国に侵攻したロシアに対して抗議声明を出したスビアストラフ・ミハイルーク(24)も8得点。ラプターズはベンチ勢8選手で計67得点をマークした。

 ラプターズはこのカードで今季3戦目で初勝利。1日には地元トロントで再びネッツと対戦することになっている。

 ネッツは32勝30敗。第3Q終了時点で31点差をつけられて敗れ、ホームでは今季13勝17敗となった。

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2022年3月1日のニュース