北京パラ日本選手団が結団式 主将の村岡が誓い「全力で戦い抜く」

[ 2022年2月24日 21:06 ]

<北京冬季パラリンピック日本選手団結団式>フォトセッションに応じる(左から)日本パラリンピック委員会の森和之会長、日本選手団の桜間裕子副団長、河合純一団長、主将の村岡桃佳、旗手の川除大輝
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 北京冬季パラリンピック日本選手団の結団式が24日、都内で行われた。選手を代表し、主将でアルペンスキー女子の村岡桃佳(24=トヨタ自動車)と、旗手でノルディックスキー距離男子の川除大輝(21=日立ソリューションズJSC)が登壇。その他の選手がオンライン参加で見守る中、それぞれが意気込みを語った。

 前回18年平昌大会では金含む5個のメダルを獲得した村岡。昨夏の東京パラには陸上で出場し、夏冬二刀流として初めて迎える冬季大会に「どのように感じるのか、どう映るのか楽しみ」と待ち望んでいる。

 21歳の川除は期待の若手だ。パラリンピックには18年平昌大会で初出場。その後は、W杯などの国際大会で着実に結果を残し、北京では初の表彰台を狙う。「自分が4年間で積み上げてきたことを全て発揮できれば成績はついてくる」と語った。

 北京五輪では、日本が金メダル3個を含む18個のメダルを獲得。五輪の日本選手団からバトンを受け取った村岡は「五輪の選手がベストを尽くす姿は、日本国民に大きな感動を与えた。パラの選手団も決して諦めない覚悟を持ち、全力で戦い抜く」と誓い、川除は「(今の実力を)全て発揮できるように調整したい」と言葉に力を込めた。

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2022年2月24日のニュース