ズベレフ 審判への暴言&ラケット破壊を謝罪…“大会追放”にも納得「後悔してる」

[ 2022年2月24日 16:32 ]

<メキシコオープン>男子ダブルス1回戦で敗れ、怒りのあまりラケットを審判台に叩きつけ“破壊”したズベレフ(左)(ロイター)

 男子テニスで世界ランク3位アレクサンダー・ズベレフ(24=ドイツ)が自身のインスタグラムのストーリーを更新。メキシコオープンで審判台をラケットで叩くなど「スポーツマンらしくない行為」によって大会から追放されたことを謝罪した。

 21日にシングルス1回戦に勝利した第2シードのズベレフは、22日にM・メロ(ブラジル)とのペアでダブルス1回戦にも出場。しかし1―2で敗れ初戦敗退。試合後、握手を終えたズベレフは審判に暴言吐きながら審判台をラケットで何度も叩いてしまい、この行動が問題に。翌日には男子ツアーを統括するATPから「ズベレフはスポーツマンらしくない行為があったため、大会から除外された」と発表。シングルス2回戦は棄権扱いとなり、大会を去ることになった。

 これらの騒動を受けズベレフは自身のSNSで「試合中、そして試合後に見せた態度をどれだけ後悔しているか…言葉で表現するのは難しい。審判に対する僕の暴言は間違っており、容認できるものではなかった。審判には後になって謝罪したが、自分自身に失望するばかりだ」と反省。

 さらに「私がしたことは、あってはならないことです。ファン、大会、そして私が愛するテニスに対して謝罪したい。2度とこのようなことが起こらないように、今後どうすればよいのか考えたいと思う。本当に申し訳ありませんでした」と謝罪した。

 なお、スペイン紙マルカ(電子版)は、ズベレフが3月上旬開催予定の「BNPパリバ・オープン」まで試合には出場しない見込みだと報じた。

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2022年2月24日のニュース