自転車オムニアム・梶原悠未、4月から日本ウェルネススポーツ大の専任講師に着任「楽しみ」

東京五輪自転車女子オムニアムで銀メダルを獲得し、記者会見で披露する梶原悠未
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　昨夏の東京五輪自転車トラック女子オムニアムで銀メダルを獲得した梶原悠未（24＝筑波大大学院）が、4月から日本ウェルネススポーツ大の専任講師に着任することが決まった。現役のトップアスリートが大学専任教員を兼ねるのは異例。同大が23日に発表し、梶原は「日本ウェルネススポーツ大学の教員となれたことを大変うれしく思っております」とコメントした。

　東京五輪だけでなく、各国際大会で結果を残し、世界で戦う梶原。競技力向上や競技戦術技能ついて、項目反応理論分析を用いて研究してきた。

　大学側は、こうした具体的な研究成果を、スポーツを学ぶ大学生にも活用、転用させたいという。科目は「トップスポーツ論概論」「トップスポーツコーディネーション論特講」などを担当する。

　着任にあたって、梶原は大切にしたいことを3つ挙げた。「夢を持つこと」「笑顔で楽しむこと」「継続」。24年パリ五輪で金メダルを狙う24歳は「学生の皆様、保護者の皆様、地域の皆様との出会いをとても楽しみにしております」と新たな挑戦を心待ちにした。