女子団体追い抜き、連覇へ新戦術 先頭の交代回数減らして隊列減速リスク軽減 体力面で負担も攻める

[ 2022年2月2日 05:30 ]

スピードスケート代表の女子団体追い抜きは先頭交代回数を減らす“新戦術”で五輪連覇を狙う
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 スピードスケート代表は1日、本番会場の国家スピードスケート館で練習を行い、女子団体追い抜き(高木美帆、高木菜那、佐藤綾乃、押切美沙紀)が世界一美しいと称される隊列を披露。先頭交代回数を減らす“新戦術”で五輪連覇を狙う。

 女子団体追い抜きは3人で隊列を組みリンクを6周、最後尾の選手がゴールしたタイムを争う。空気抵抗が大きい先頭を誰が務めるかが、鍵を握る。先頭交代は体力消耗を抑えられる一方で、隊列が崩れて減速するため、今大会は18年平昌で3回行った先頭交代の回数を減らす新戦術を採用する方針。詳細は明かされていないが、佐藤は「北京に来る前に皆でミーティングをして、どう戦うかを決めてきた。あとは本番を迎えるだけ」と説明した。

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2022年2月2日のニュース