スピードスケート高木菜那 日本女子史上初の五輪2大会連続2冠へ 状態は「よくなってきた」

[ 2022年2月2日 14:59 ]

スピードスケート女子の高木菜那
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 北京五輪(4日開幕)に出場するスピードスケート日本代表が2日、本番会場の国家スピードスケート館で練習を行った。18年平昌五輪女子団体追い抜きとマススタートで金メダルを獲得した高木菜那(29=日本電産サンキョー)は夏冬通じて日本女子史上初となる2大会連続2冠の挑戦権を持つ。男子を含めても体操の加藤沢男、中山彰規、塚原光男、競泳の北島康介に続く5人目の偉業となる。自身の状態について「よくなってきた。もっともっとよくできるようにあと1週間調整したい」と語った。

 今大会は7日の女子1500メートル、12日に1回戦、15日に準決勝と決勝を行う女子団体追い抜き、19日のマススタートの3種目に出場。1月30日の北京入り後は1500メートルと女子団体追い抜きに照準を合わせている。マススタートについては「日本にいる時にトレーニングはしたが、私の中での順位は1500メートルとパシュート(団体追い抜き)が上。終わってから時間もあるので、そこからしっかりマスに向かっていければ」と語った。

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2022年2月2日のニュース