ペア“りくりゅう”団体戦メダル獲得でご褒美ピザ「それが理想ですね」

[ 2022年1月30日 14:55 ]

<北京五輪・フィギュア練習>本番会場で練習する三浦璃来、木原龍一組(撮影・小海途 良幹)
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 2月4日開幕の北京五輪フィギュアスケートの公式練習が30日に行われ、ペアの三浦璃来、木原龍一組(木下グループ)が日本勢の先陣を切って初練習に臨んだ。午前3時に拠点のカナダから宿泊先に到着し、荷ほどきを終えたのが同6時だったため、この日は終始、軽めの調整で最初の練習を終えた。

 3度目の五輪となる木原は「リンクの真ん中の五輪マークを2人で見て“ようやく来たね”と話した。また五輪に来た実感がわいた」と語り、初出場となる三浦も「ようやく来れたんだなと選手として幸せだと感じた」と振り返った。バックヤードについては「ウオーミングアップエリアが天井が高くて良いなと。さすが中国だと感じた」と木原。入り組んだ長い取材エリアの通路を見た三浦は「遊園地みたい」と笑顔でジョークを飛ばしていた。

 昨年12月のGPファイナルが中止となり、渡航制限などで全日本選手権も欠場した。実戦はなかったが、「スタミナの作り直しを細かくやった」と木原。万全の準備で五輪舞台にやってきた。木原は「今回はやってきたことを出して結果を残したい気持ちが強い」と決意を新たにした。

 2月4日から団体戦が始まり、大会後半に個人戦が控える。モチベーション維持について三浦が「団体戦が終わった後においしいものを食べたい」と語ると、木原は「2カ月に1回、油が多いものを食べることを楽しみにしている。三浦さんの携帯は待ち受けがファストフード(ピザ)の画像になっている。そういったものを楽しみに頑張っています」と暴露。すると、三浦は「何でバラすの!」と苦笑いで突っ込みを入れた。団体戦でメダル獲得のご褒美になりそうかと問われると、木原は「それが理想ですね。うまくいけばいいですね。ピザが食べたいです」と話した。

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