美誠 全日本決勝初の“みまひな対決”制す!3年ぶり3度目の優勝で2冠達成に笑顔「自分らしさ出せた」

[ 2022年1月30日 14:45 ]

卓球全日本選手権女子シングルス決勝 ( 2022年1月30日    東京体育館 )

<卓球全日本選手権最終日 女子シングルス決勝 伊藤美誠・早田ひな>優勝を決め喜ぶ伊藤美誠(撮影・西川祐介)
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 卓球全日本選手権は30日、女子シングルス決勝で“みまひな対決”が実現。伊藤美誠(21=スターツ)が前日の女子ダブルスでともに4連覇を達成したパートナーの早田ひな(21=日本生命)に4―1で勝利。3年ぶり3度目の優勝を飾り、女子ダブルスとの2冠を達成。初の3冠制覇を狙った早田の前に立ちふさがった。

 昨年準優勝の伊藤はここまで順当に勝ち進み、この日の準決勝は対戦相手の木原美悠が発熱のため棄権。不戦勝での決勝進出となった。

 決勝ではダブルスでペアを組む早田との対戦が実現。全日本選手権では過去3度いずれも準決勝で激突し、対戦成績は2勝1敗。19年の準決勝こそストレート勝ちしたものの、ここ2年(20年準決勝●3―4、21年準決勝〇4―3)と接戦するようになっていた。

 試合は第1ゲームを11―5で先取。第2ゲームは互角の攻防となり、この日一度も出していなかった逆チキータを繰り出し大事なポイント奪うなど11―9と連取。第3ゲームはいきなり7連続ポイントを奪うなど11―5と圧倒した。

 第4ゲームは8―11と落としたが、第5ゲームを11―6と奪って快勝。4度目の“みまひな対決”を制し、全日本選手権での対戦成績を3勝1敗とした。

 ▼伊藤美誠 準決勝が不戦勝だったので今日が1試合目だったんですけど、すごくいい入り方が出来て1ゲーム目から楽しめました。最初から最後まで思い切って自分らしい卓球が出来たことが勝ちに繋がったと思います。日本のレベルも本当に凄く上がってきて誰が勝ってのおかしくない全日本選手権だと思ってるんで、これからもしっかりと自分らしさを追求して今日みたいな試合が出来たらいいなと思います。

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