笹生 4差3位浮上、強風動じずスコア伸ばす「アプローチ寄ってくれた」

[ 2022年1月30日 02:30 ]

米女子ゴルフツアー ゲインブリッジLPGA第2日 ( 2022年1月28日    フロリダ州ボカリオGC=6701ヤード、パー72 )

第2ラウンド、通算7アンダーで3位の笹生優花
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 4位から出た笹生優花(20=ICTSI)が4バーディー、2ボギーの70で回り、通算7アンダーと伸ばし、首位と4打差の3位に順位を上げた。同じく4位で出た畑岡奈紗(23=アビームコンサルティング)は71で回り、6アンダーの5位。古江彩佳(21=富士通)は72で回り、3アンダーで25位から26位に後退した。ダニエル・カン(29=米国)、リディア・コ(24=ニュージーランド)が11アンダーで首位に並んだ。

 風の中でスコアを2つ伸ばした笹生は「アプローチが寄ってくれていたので助かった」と息をついた。

 2番で残り120ヤードから30センチにつけてバーディーを先行させたが「そのホールだけでした」と淡々と振り返った。アイアンが不調でパーオンは11ホールにとどまった。それでも小技でしのいだ。パー4の12、14番はグリーンを捉えられなかったが“寄せワン”のパー。16番パー5でも第3打をグリーン右に外したものの、ピンそばに寄せてパーを拾った。

 今季から用具契約を結んだキャロウェイのウエッジも心強い武器となり「スピンがかかるし、柔らかく打ちたい時は柔らかく打てる。いい方向に行っている」と満足そうだ。

 6位で終えた先週の開幕戦に続き好位置で週末を迎える。「残り2日間もいいゴルフをしたい」と残り36ホールを見据えた。

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