大坂“楽しむこと”で切り替え3回戦へ 第2セットミス連発もストレート勝ち

[ 2022年1月20日 05:30 ]

テニス 全豪オープン第3日 ( 2022年1月19日    メルボルン )

全豪オープン女子シングルス2回戦 リターンする大坂(AP)
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 女子シングルス2回戦で連覇を狙う世界ランキング14位の大坂なおみ(24)が、同54位のマディソン・ブレングル(31)に6―0、6―4でストレート勝ちし、3回戦へ進んだ。女子ダブルス1回戦は第2シードの青山修子(34)柴原瑛菜(23)組と穂積絵莉(27)二宮真琴(27)組が勝ち、米国選手と組んだ加藤未唯(27)は敗退した。

 わずか20分で圧倒した第1セットとは対照的に、「うまく対応された」という第2セットの所要時間は45分。8年前の唯一の対戦で敗れたブレングルの多彩なショットに大坂はミス連発を余儀なくされ、第7ゲームをブレークされて3―4と先行された。だが、そこから5分54秒で3ゲームを連取してみせた。

 「リードされて落ち込んだけど1ポイントずつ楽しもうと思った」という第8ゲームはウイナー3本でブレークバック。残り2ゲームは1ポイントも与えなかった。「リターンが良かった。オフに練習してきたことが出せている」。勝因を振り返る一方、現在の自己評価を聞かれると「評価はしないようにしている。私は完璧主義者だから、過去と比べたら満足できない気がする」と復帰途上であることを強調した。

 3回戦では、東京五輪金メダルのベンチッチ(スイス)を破った20歳のアニシモバ(米国)と対戦する。エキシビションで戦った経験があると明かし「バックハンドが良く、凄くいい選手。若い選手との対戦は楽しみ」と歓迎した。

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2022年1月20日のニュース