英メディア 元世界王者マリーの敗戦に衝撃「4大大会で初めて世界ランク100位台に負けた」

[ 2022年1月20日 22:28 ]

全豪オープンテニス 男子シングルス2回戦 ( 2022年1月20日    メルボルン )

全豪オープン男子シングルス2回戦、ダニエル太郎に苦戦し苛立つマリー(ロイター)

 テニスの全豪オープンは20日、男子シングルス2回戦が行われ、元世界王者のアンディ・マリー(34=英国)が世界ランク120位のダニエル太郎(28=エイブル)に4―6、4―6、4―6とストレート負け。2回戦で大会を去ることになり、英スカイスポーツ(電子版)は「サプライズが起きた」と衝撃の敗戦を伝えた。

 まさかの敗戦に英メディアから落胆と驚きの声が上がった。スカイスポーツは試合について「粘り強くて機動力のある相手に対してキレを欠いた」と報道。「マリーが4大大会で初めて世界ランク100位台の相手に負けた。これまでの最低順位は2005年全米オープンで敗れたアルノー・クレマンの当時世界ランク91位だった」と史上初の“屈辱の敗戦”だったと伝えた。

 英BBC放送(電子版)も「これまでマリーはダニエルほど低いランクの相手に負けたことがありませんでした」と報道。「今日はマリーに続いて女子ではエマ・ラドゥカヌも敗れており、シングルスで生き残っている英国人は男子のダニエル・エバンズだけになってしまった」と落胆。

 さらにBBC放送は勝ったダニエルに対し「マリーが順当に勝利すると思っていたが、実際には予選と1回戦で1セットも落とさず勝ち上がったきた“危険な相手”だった」と報道。4大大会初の3回戦進出を果たしたダニエルを評価していた。

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