全豪OP4連覇狙うジョコビッチ 1回戦はキツマノビッチと対戦も…出場可否は“不透明”

[ 2022年1月13日 15:21 ]

世界ランキング1位のジョコビッチ(AP)
Photo By AP

 17日に開幕するテニスの全豪オープン組み合わせ抽選会が行われ、男子は“入国拒否騒動”により出場が不透明な第1シードで世界ランキング1位のノバク・ジョコビッチ(34=セルビア)が、1回戦で同ランキング78位のミオミル・キツマノビッチ(22=セルビア)との対戦が決まった。

 大会4連覇と10度目の全豪オープン制覇を狙うジョコビッチとキツマノビッチは2度目の顔合わせでジョコビッチの1勝。昨年4月のセルビア・オープン(ATP250)準々決勝ではストレート勝ちだった。

 新型コロナウイルスのワクチンを接種していないジョコビッチは17日開幕の全豪オープンを控え、ビクトリア州政府による接種免除を受けながら到着時に連邦政府が管轄する国境警備隊が入国を拒否。隔離施設のホテルに収容されたが、裁判所が入国を認める判断を下したため、無事にコート上でのトレーニングを再開していた。

 しかし12日、入国書類に事実と異なる記載があったことが発覚。オーストラリア当局は査証を再び取り消すか検討中で、虚偽申告と判断されれば最長1年の禁錮刑や罰金6600オーストラリアドル(約55万円)を科される場合もあり、そうなれば全豪オープンには当然出場できなくなる可能性も残されている。

 また、第2シードのD・メドベージェフ(ロシア)はH・ラクソネン(スイス)と、第3シードのA・ズベレフ(ドイツ)はD・アルトマイヤー(ドイツ)と、第4シードのS・チチパス(ギリシャ)はM・イマー(スウェーデン)との対戦が決定。日本の西岡良仁は予選勝者と1回戦で対戦することになった。

続きを表示

2022年1月13日のニュース