バッカニアーズが3連勝 14季ぶりの地区優勝までM2 カージナルスは10勝一番乗り

[ 2021年12月6日 09:53 ]

4つのTDをマークしたバッカニアーズのQBブレイディー(AP)
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 NFLは5日に第13週2日目の12試合を各地で行い、NFC南地区首位のバッカニーズは同2位のファルコンズを30―17(前半20―17)で下して3連勝で9勝3敗。同地区に所属する他の3チーム(パンサーズ、ファルコンズ、セインツ)はすべて5勝7敗となり、地区優勝へのマジックは残り5試合(今季からレギュラーシーズンは17試合)で「2」となった。

 バッカニアーズは昨季のスーパーボウルを制しているがプレーオフにはNFC南地区の2位(1位はセインツ)から進出。地区優勝を飾れば、2007年(9勝7敗)以来、14シーズンぶりとなる。

 バッカニアーズではQBトム・ブレイディー(44)が51回中38回のパスを通して368ヤードと4TDを獲得。ファルコンズに対してはペイトリオッツ時代を含めて通算10戦全勝(バッカニアーズでは4勝0敗)となった。

 WRクリス・ゴッドウィン(25)は15回のレシーブで今季自己最多の143ヤード。タイトエンド(TE)のロブ・グロンコウスキー(32)は4回で58ヤードを稼ぎ、2つのTDをレシーブでマークした。

 ブレイディーとグロンコウスキーのTDはペイトリオッツ時代を含めて通算90。これはペイトン・マニングとマービン・ハリソン(元コルツ)の112に次ぐ、歴代2位の“ホットライン記録”となった。

 NFC西地区首位のカージナルスは敵地シカゴ(イリノイ州)でベアーズに33―22(前半21―7)で勝って10勝2敗。ロードでは今季7戦全勝として、全32チームの中で10勝一番乗りを果たした。

 左足首を痛めていたQBカイラー・マーリー(24)は4試合ぶりに戦列に復帰。パスとランで2つずつの計4TDをマークし、チームは白星を2つ並べた。

 ライオンズは地元デトロイト(ミシガン州)でバイキングスを29―27(前半20―6)で退けて1勝1分け10敗。昨季から通算で16試合ぶりに白星を挙げた。

 AFC西地区首位のチーフスは地元カンザスシティー(ミズーリ州)でブロンコスを22―9(前半10―3)で下して5連勝で8勝4敗。このカードでは通算12連勝を飾った。

 <第13週の結果>
 ▼2日
カウボーイズ(8勝4敗)27―17*セインツ(5勝7敗)
 ▼5日
バッカニアーズ(9勝3敗)30―17*ファルコンズ(5勝7敗)
カージナルス(10勝2敗)33―22*ベアーズ(4勝8敗)
チャージャーズ(7勝5敗)41―22*ベンガルズ(7勝5敗)
*ライオンズ(1勝1分け10敗)29―27バイキングス(5勝7敗)
*ドルフィンズ(6勝7敗)20―9ジャイアンツ(4勝8敗)
イーグルス(6勝7敗)33―18*ジェッツ(3勝9敗)
コルツ(7勝6敗)31―0*テキサンズ(2勝10敗)
ワシントン(6勝6敗)17―15*レイダース(6勝6敗)
*ラムズ(8勝4敗)37―7ジャガーズ(2勝10敗)
*スティーラーズ(6勝1分け5敗)20―19レイブンズ(8勝4敗)
*シーホークス(4勝8敗)30―23 49ers(6勝6敗)
*チーフス(8勝4敗)22―9ブロンコス(6勝6敗)
 ▼6日(日本時間7日)
*ビルズ(7勝4敗)―ペイトリオッツ(8勝4敗)
 *はホームチーム

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