6連覇かける天理大・山村「必死感が違う」負ければV消滅、天王山の京産大戦へ元空手少年も腕まくり

[ 2021年11月19日 05:30 ]

練習中に仲間に指示を出す天理大No・8山村勝悟(右から2人目)
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 関西大学ラグビーの2位・天理大が18日、20日の首位・京産大戦(神戸ユニバー)のメンバーを発表した。勝てばリーグ6連覇に大前進するが、負ければ消滅する一戦。昨季の日本一メンバー、No・8山村勝悟(3年)は奈良県内での練習後、「過去の京産大戦とチームの必死感が違う。負けられない」と思いを口にした。

 元空手少年で、小4と6年時に西日本大会を制した。その経験から「空手の打撃の間合いの取り方が、ラグビーの当たりの強さとつながっている」と攻守の要を担う。ロックに留学生2人を擁する強い相手FWにも「そこに刺さっていきたい」と体を張る覚悟だ。

 天理大が敗れ、3位・近大が21日の摂南大戦で負けか引き分ければ、1節を残して京産大の23季ぶりVが決まる。

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2021年11月19日のニュース