姫野和樹「真価問われる試合」 大リーグア・リーグMVP盟友・大谷翔平に刺激受けスコットランド戦へ

[ 2021年11月19日 21:00 ]

姫野和樹(中央)
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 ラグビー日本代表はあす20日、リポビタンDツアー2021最終戦で世界ランキング7位のスコットランドと対戦する。現地19日午後には、試合会場となる英エディンバラのマレーフィールドで最終調整を行う予定。今年最終戦に向けて、総仕上げを行う。

 No・8姫野和樹(トヨタ)はポジション争いが激しいFW第3列では唯一、秋のテストマッチに4試合連続で先発を任された。遠征初戦だった6日のアイルランド戦は5―60で大敗。19日までに取材に応じた際には、「負けを意味あるものにするために、真価が問われる試合になる。必ず勝って日本に帰りたい」と力強く宣言した。

 そのアイルランド戦はキックとセットプレーで圧力を掛けてくることを想定して試合開始を迎えたが、ふたを開けてみればボールを動かす攻撃に面を食らったまま対応できず。姫野は「準備してきたことと、相手がしてきたことが全然違った。対応力が大事だった」と反省する。スコットランドも2年前のプレースタイルとは様変わりしており、「いろんな準備をしてきたので、対応したい」と話した。

 米時間18日には親交がある大リーグ・エンゼルスの大谷翔平が満票でア・リーグのMVPを獲得。9月末には「野球がめちゃくちゃ好きで、探究心や向上心が突出している。かつ、結果を残している。負けていられない」と語っていた同じ94年7月生まれのスーパースターに負けじと、今年最後のテストマッチで大暴れする。

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2021年11月19日のニュース