バスケ男子日本代表・ホーバス監督 初陣の中国戦へ「フィジカルバスケに簡単に負けたくない」

[ 2021年11月19日 18:22 ]

バスケット男子日本代表のトム・ ホーバス新監督
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 バスケットボール男子日本代表のトム・ホーバス監督(54)が19日、オンライン会見を行い、初陣として27、28日に挑む23年W杯アジア1次予選の中国戦(仙台)に向けた構想を語った。

 東京五輪では女子日本代表の指揮を執り、早い攻守の切り替えや積極的な3点シュートを織り交ぜた攻撃スタイルで銀メダルを獲得。9月の就任会見同様、男子でも「プレースタイルは一緒」と強調し、これまで重要視されてきたサイズアップよりも「ポイントガードたちの技術とか、(切り替えの)早さとか、ゲームメイクの力を生かす」方針を示した。

 強化合宿はスタートしたばかりで、まだ練習も4回のため「(代表候補)選手たちがシステムと合っているか」を見極めているという。そんな中、今季の3点シュート成功率42・9%を誇る原修太(27=千葉)の名前を挙げ「思ったより、ディフェンスが良い」と期待。原も「ディフェンスは誰とマッチアップしても止める自信があるし、合宿でもできている。もっとアピールしたい」とうなずいた。

 初陣では高身長の選手たちがそろう中国と激突するが、「相手のフィジカルバスケに簡単に負けたくない」と指揮官。24年パリ五輪に出場するためにも、アジアで中国に勝つことが求められる。攻守で早い展開を確立し「とにかく、(自分たちの)ペースをつくりたい」と語った。

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2021年11月19日のニュース