ラプターズ今季2度目の3連敗 ウォリアーズのカリーは40得点 第4Qだけで20得点

[ 2021年11月19日 14:20 ]

グリーンと握手を交わすウォリアーズのカリー(AP)
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 NBAは18日に各地で6試合を行い、渡辺雄太(27)が離脱しているラプターズは敵地ソルトレイクシティー(ユタ州)でジャズに103―119(前半63―61)で敗れて7勝9敗。ゲイリー・トレントJR(22)が両軍最多の31得点をマークしたが、今季2度目の3連敗を喫した。

 今季20・1得点を稼いでいたフォワードのOG・アヌノビー(24)は股関節を痛めて欠場。肩の故障から復帰したパスカル・シアカム(27)はフィールドゴール(FG)を14本中12本外し、放った5本の3点シュートは1本も決まらず、ここ4シーズンでは最少の4得点に終わった。

 シアカムは昨季21・4得点をマークしたが、今季はここまで12・6得点。出場した5試合でまだ一度もチームは勝っていない。

 ジャズは10勝5敗。20得点のドノバン・ミッチェル(25)ら7人が2ケタ得点をマークし、ホームでは今季6勝2敗とした。

 西地区全体で首位に立っているウォリアーズは敵地クリーブランド(オハイオ州)でキャバリアーズに104―89(前半51―54)で勝って13勝2敗。第3Q終了時点で13点を追う展開だったが、第4Q開始から5分30秒までの間に連続17点を奪って試合をひっくり返し、このクオーターのスコアを36―8と圧倒してロードでは今季6戦5勝と強さを発揮している。

 得点部門で1位のステフィン・カリー(33)は第4Qの20得点を含めて40得点。3点シュートを16本中9本成功させてチームを引っ張った。第4QはFGを12本中8本(うち3点シュートは7本中4本)成功。40得点以上は今季4回目(最多は50得点)となった。

 主力に故障者が続出しているキャバリアーズは第3Qまでは奮闘したが最後は息切れ。先発ガードのダリアス・ガーランド(21)が今季自己最多の25得点を稼いだものの3連敗となった。

 感染防止規定(プロトコル)の対象となったセンターのジョエル・エンビード(27)6試合連続で欠いている76ersは、敵地デンバー(コロラド州)でナゲッツを下して連敗を5で阻止。ティンバーウルブスに敗れたスパーズは4連敗となった。なお18日時点での東西両地区全体順位の上位は以下の通り。

 ▼東地区
(1)☆ヒート(11勝5敗)
(2)☆ネッツ(11勝5敗)
(3)☆ブルズ(10勝5敗)
(4)ウィザーズ(10勝5敗)
(5)ホーネッツ(9勝7敗)
(6)76ers(9勝7敗)
(7)ニックス(8勝7敗)
(8)キャバリアーズ(9勝8敗)
(12)ラプターズ(7勝9敗)
 ▼西地区
(1)☆ウォリアーズ(13勝2敗)
(2)サンズ(11勝3敗)
(3)☆ジャズ(10勝5敗)
(4)☆マーベリクス(9勝5敗)
(5)クリッパーズ(9勝6敗)
(6)ナゲッツ(9勝6敗)
(7)グリズリーズ(8勝7敗)
(8)トレイルブレイザーズ(8勝8敗)
(9)レイカーズ(8勝8敗)
 ☆はディビジョン首位

 <18日の結果>
*ヒート(11勝5敗)112―97ウィザーズ(10勝5敗)
ウォリアーズ(13勝2敗)104―89*キャバリアーズ(9勝8敗)
*ジャズ(10勝5敗)119―103ラプターズ(7勝9敗)
*グリズリーズ(8勝7敗)120―108クリッパーズ(9勝6敗)
*ティンバーウルブス(6勝9敗)115―90スパーズ(4勝11敗)
76ers(9勝7敗)103―89*ナゲッツ(9勝6敗)
 *はホームチーム

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