佐藤駿は今季SPベスト87・82点 鍵山と挑むGP2戦目「少しでも成長できたら」

[ 2021年11月20日 01:51 ]

フィギュアスケートGPシリーズ第5戦フランス杯第1日 ( 2021年11月19日    グルノーブル )

フランス杯、男子SPの演技をする佐藤駿(ロイター)

 男子ショートプログラム(SP)で佐藤駿(フジ・コーポレーション)は今季ベストの87・82点だった。冒頭の大技4回転ルッツは3回転となったが、4回転―3回転の連続トーループや後半の3回転半をクリーンに着氷した。「冒頭のルッツで少し途中で回転がほどけてしまった。自分で切り替えてトリプルにした。ルッツを決められなかったことは少し残念」と振り返った。

 第1戦スケートアメリカでは左肩を痛めながら4位。その患部は「ほぼほぼ完治というか。練習には全く問題なくできている」と言う。同世代の鍵山優真とともに挑む今季GP2戦目。「優真と一緒に来られたことをうれしく思っている。練習からもずっと一緒に行動しているので。普段の練習から優真のまねをしてじゃないですけど、どんどんいいところを取り入れて、この試合で少しでも成長できたら」と語った。

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