レスリング文田健一郎 パリ五輪へ決意「残されたメダルは金だけ」

[ 2021年11月17日 20:21 ]

<日体大体育研究発表実演会  オリンピック・パラリンピック報告会>笑顔でポーズをとる(前列左から)柔道・阿部詩、バトミントン・梶原大、体操・村上茉愛さん、ボクシング・入江聖奈(後列左から)柔道・阿部一二三、レスリング・文田健一郎、バレーボール・高橋藍(撮影・郡司 修)
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 レスリング男子グレコローマンスタイル60キロ級で東京五輪銀メダルの文田健一郎(25=ミキハウス)が17日、横浜アリーナで開催された母校・日体大の体育研究発表実演会、東京五輪・パラリンピック報告会に参加した。

 卒業後も同大学を拠点とする文田は「入学してから本当にたくさんの方にお世話になっている。こうして成績をみなさんに報告できるのは凄く光栄で、感謝の気持ちを実感しました」と振り返った。

 東京五輪後は約3カ月間休養し、11月から練習を再開したばかりという。目標の金メダルに一歩及ばなかった失意の五輪から身も心もリフレッシュし、「何もしない日があったり、一人でドライブをしたり。もうやること全部やって(マットに)戻りたいなと思った。凄く良い意味で切り替えられて、自分の結果と向き合えました」とすがすがしい表情を見せた。

 12月の全日本選手権は出場せず、来年6月の全日本選抜から24年パリ五輪を目指す。「今回金メダルを獲ると挑んで2番だった。残されたメダルは金だけ。3年後は笑ってマットを下りられるようにしたい」と雪辱を誓った。

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2021年11月17日のニュース