パリ五輪マラソン代表選考、東京五輪方式で実施へ MGCは23年秋開催

[ 2021年11月10日 17:25 ]

2019年9月のMGCで、1位でゴールする中村匠吾
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 日本陸連は10日、オンラインで会見し、24年パリ五輪マラソン代表選考会として「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」を23年秋に開催すると発表した。日時、場所は未定となっている。

 19年9月に東京五輪のテスト大会を兼ねて行われた代表選考会のMGCでは男子は中村匠吾(富士通)が優勝、服部勇馬(トヨタ自動車)が2位で代表権を獲得。大迫傑(ナイキ)は3位に終わり、MGCでは内定できなかったが、MGCファイナルチャレンジの東京マラソンで2時間5分29秒の日本新記録(当時)をマークして最後の1枠を勝ち取った。

 日本陸連によると、23年秋のMGCも「東京五輪と同じ方式」といい、12月の福岡国際マラソンから始まる「ジャパンマラソンチャンピオンシップ(JMC)シリーズ」で一定の基準を突破した選手がMGCへの出場権を獲得、23年秋のMGCで上位選手が代表に内定する予定。

 代表選考要項については、世界陸連(WA)からパリ五輪の出場資格条件を発表され次第、選考要件を検討する。

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2021年11月10日のニュース