JGTO青木功会長「個人的には言いたいが…」　石川遼の副会長辞任表明を受けて明言せず

青木功会長
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　男子ゴルフの石川遼（30＝CASIO）が一部報道で米国から帰国後の自主隔離期間中に問題行動があったと指摘され、日本ゴルフツアー機構（JGTO）と選手会の副会長と理事を辞任する意向を表明した件で10日、JGTOの青木功会長（79）が取材に応じた。11日開幕の三井住友VISA太平洋マスターズの会場にて今回の件への受け止めを問われたが、「今はまだ詳細を聞いている。本当は個人的には言いたいが、色んな関係している人がいる。そういう人たちの合意を得てから説明しますから。ごめんなさいね、申し訳ない」と話すに留めた。

　JGTOは今後、臨時理事会を開催して石川の最終的な処遇を決定する方針。その時期について青木会長は「今のところ2、3日後にしていますけど、相手のあること。スケジュールとか一生懸命やっていますから」と現時点では未定であるとし、処遇については「早く結果を出したいと思います」と語った。

　石川は先月22日（日本時間同23日）まで米国で開催されていた米下部ツアーの予選会に出場。今月8日掲載のウェブメディア「Smart　FLASH」にて、帰国直後に千葉県内の一般客も利用するゴルフ場で練習やラウンドを行い、自主隔離期間中に複数人の飲み会に参加していたことを報じられていた。エントリーしていた三井住友VISA太平洋マスターズは出場を辞退。以後の大会についても、JGTOの判断に委ねるとしている。