アメフト関学大 DB竹原虎ノ助の出番や 昨年の劇的勝利を演出した男がビッグプレーの再現誓う

[ 2021年11月10日 19:56 ]

立命大戦に向け、気合いの丸刈りを披露する関学大DB竹原
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 関西学生アメリカンフットボール1部リーグの優勝決定戦(14日、ヤンマー長居)に臨む関学大が10日、兵庫県西宮市内で練習を公開。昨年の立命大戦で「ゲームチェンジャー」の役目を果たしたDB竹原虎ノ助(4年)がビッグプレーの再現を誓った。

 「前回はいいプレーができたけど、一昨年はTDを決められたし、立命大はスキを見せたら、やられてしまう。気持ちをしっかり入れて、流れを変えるような働きをしたい」

 勝った方が甲子園ボウル出場となる1年前の大一番。13―14と1点ビハインドで迎えた第4Q7分過ぎ、関学大ディフェンスは自陣4ヤードまで攻め込まれた。試合のモメンタム(流れ)は完全に立命大。絶体絶命のピンチに飛び出したのが、竹原のインターセプトだった。

 最上級生になった今季。副将の肩書きが守備の要に、リーダーとしての自覚を植えつけた。積極的に下級生とコミュニケーションを図り、伝えてきたのは最終学年に懸ける4年生の思い。頭を丸刈りにして、決意を訴えてきた。

 立命大戦の告知ポスターに「主役」として抜擢されたことも、背番号25のモチベーションを高くする。「テンションが上がりますね。(立命大QBの)野沢君はパスが上手なので、ホットラインに注意してプレーしたい」。熱狂的な阪神ファンの父・淳二さんに「虎の助けになるように」と命名されたKGのキーマン。聖地への道を切り開くために、守備の最後列から「会心の一撃」を狙っていく。

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