日立・清原奈侑、5年ぶり決勝Tに「やっとこの舞台で日本一に向けて戦える」

[ 2021年11月5日 17:35 ]

日立・清原奈侑捕手
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 第54回日本女子ソフトボールリーグ(日本ソフトボール協会、日本女子ソフトボールリーグ機構主催、スポニチ後援)決勝トーナメント(T)の開幕を翌日に控えた5日、出場全5チームが試合会場の福島・あづま球場で練習した。2016年以来、5年ぶりに決勝Tへ挑む日立の清原奈侑捕手(30)は練習後のオンライン取材で「やっとこの舞台で日本一に向けて戦える」と試合を待ち望んだ。

 ようやく、日立が決勝Tの舞台に戻ってきた。16年シーズン3位の後は、17年が7位、18年からは3年連続で9位と低迷。主将の清原は「とにかく9位が続いていた」と悔しさを胸に、今季リーグ戦を3位で通過した。

 今年は東京五輪も経験。金メダルを獲得した一方で、控えメンバーとして「試合に出られなかったことが、今までのソフトボール人生でなかったので、出られない選手がどのようにチームに貢献していくのかを学ぶことができた。他の選手の気持ちを考えるようになった」という。

 6日から始まる決勝Tはページシステムで実施され、日立は豊田自動織機(リーグ4位)とHonda(リーグ5位)の勝者と戦う。清原は「勝ち上がるしかない」と前を見据えた。

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2021年11月5日のニュース